2015年8月16日日曜日

終戦記念日の宣伝行動から(8月15日渋沢駅北口)



昨日815日、渋沢駅北口で終戦記念日の宣伝行動を行いました。

 その中で、生年月日が1945815日で、今年の8月15日が70歳の誕生日になった後援会の府川一敏さんが、戦争の愚を繰り返してはいけないという思いを訴えました。私は、この思いを多くの皆さんにお伝えしたいと思いますので、ここにまとめさせていただきました。

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日本軍国主義は、18947月の日露戦争から1945年の8月の太平洋戦争の終結まで51年もの長い間、日本国民とアジア諸国民を、侵略と植民地支配で苦しめてきました。 アジア・太平洋戦争の14年間だけでも2000万人以上のアジア人と310万人の日本人が戦争の犠牲になりました。赤紙一枚で招集され戦地に送られた兵士・軍人の運命は悲惨なもので、日本の戦没者230万人のうち半数以上が餓死だったと言われています。『生きて虜囚の辱めを受けるな』という“戦陣訓”と陸軍刑法の刑罰で、まさに『餓死か玉砕か』の選択を強いることになっていきました。さらに、若者には特攻作戦の名のものに大切な命を奪ったのです。『国体』という天皇絶対の政治体制の維持を最優先するために終戦の決断が遅れ、東京大空襲、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下へ歴史は進むことになりました。

「戦後、日米安保体制のおかげで、日本は平和を享受できた、経済的な繁栄を実現できた」という日米同盟の礼賛がされているが、本質はアメリカが自らの世界戦略に日本を組み込んできたことに他なりません。そして、今度はその中で「戦争する国」にしようと自民党などが追随してきました。一方、憲法9条を守り、平和を求める国民世論と運動とが脈々と続き、その力が歴代の政府を縛り、「戦争する国」への道を阻んできたのが実態ではないでしょうか。「戦争か平和か」今日本の政治が歴史的岐路に立っています。

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私もこの訴えに本当に熱くなりました。地方政治でも、国政でも、ぶれずに国民・住民の利益を守って頑張る日本共産党です。皆様から引き続きの大きな支援をお願いします。